◾︎U-14 #8
僕はナイトウォークをなめていました。ナイトウォークは眠気との戦いで、そこを乗り越えれば完歩できるのだろうと軽い気持ちでナイトウォークに臨みましたが、実際はまったく違いました。
今回のナイトウォークで僕はあまり眠くなりませんでした。そのかわり、江ノ島を過ぎたあたりから、足が痛み始めました。そこからどんどん痛みが増して、歩くのが苦しくなってきました。僕はその痛みを乗り越え、完歩できたのは、仲間がいたからだと思います。僕は仲間がいなくて、1人でナイトウォークをしていたら絶対に完歩できなかったと思います。僕たちの班はとても楽しく歩くことができました。ある人がラップをしたり、みんなで歌を歌って盛り上がったりして楽しいことがとてもたくさんありました。僕はその楽しさが痛みを忘れさせてくれたり、眠気を吹き飛ばしてくれたりしたので完歩できたのだと思います。その楽しさが産まれたのは、仲間がいたからです。厳しいことや辛いことを乗り越えるためには、仲間が必要ということをこのナイトウォークで感じました。
楽しくなれるということのほかに、もう1つ仲間が必要と感じた理由があります。それは、仲間がいることで助け合えるということです。ナイトウォーク終盤、班の雰囲気が沈んでしまっている時にみんなに声をかけてくれていたのが先輩でした。そのおかげで自分は励まされたし、班の雰囲気も良くなったと感じます。その時、僕は自分のことで精一杯で班のことをまったく考えていませんでした。来年は、自分が3年生という、班をまとめるという立場でナイトウォークに臨みます。その時に先輩を目標に、今年できなかった声かけと、仲間を助けるということを頑張りたいと思います。
今回のナイトウォークで仲間は、自分が辛い時に助けてくれる大切な存在だと感じました。来年は僕が助けられる側ではなく、助ける側として、みんなで完歩したいと思います。
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